360camはちょっといびつな卵形をしていて、3つの魚眼レンズがマイクとともに埋め込まれている。水平360度、垂直300度の撮影が可能で、ほぼ全天球に近い撮影が可能だ。
■低速度撮影やタイマー機能つき
撮影モードは写真、動画、ライブストリーミングの3つ。解像度は写真が4096×2048、動画は2048×1024で、フレームレート25または30を選べる。写真モードには低速度撮影(最大60秒間隔)やタイマー撮影機能もある。
撮影した映像はマイクロUSBケーブルでつないでPCなどで楽しめる。また、端末に専用のアプリ(無料)をダウンロードしてWi-Fiにつなげば、ビデオのストリーミングも可能だ。
スペックは高さ7センチ、重さ180グラム。防水性で深度10メートルまで利用できる。リチウムイオンバッテリーを使用していて、1回の充電で25fpsの動画が60分撮影可能となっている(Wi-Fiにつなげない場合)。
■ソケット取り付けも可能
さまざまなマウントに対応するので、スポーツなどの動きのあるシーンや大自然などの撮影にうってつけだ。また、電球ソケットに差し込んで家庭などで防犯カメラとして利用できるのもユニークだろう。
資金調達キャンペーンを展開しているKickstarterでは現在、329ドルで入手できる。目標額の15万ドルはすでに達成し、発送は11月の予定(米国、ヨーロッパ以外への発送はプラス20ドル)。キャンペーン後の小売価格は499ドルになる見込みだ。
興味のある人は、開発したフランス拠点のスタートアップ「Giroptic」のホームページにさまざまな撮影ビデオがアップされているので、チェックしてみてほしい。
360cam