そしてこのたび、「ATOM Sensor」の一般販売を開始した。
「ATOM Cam」と連携
同製品は、同社が提供しているスマートホームカメラ「ATOM Cam」の専用外部センサー。「ATOM Cam」の背面に接続する「ドングル」と「開閉センサー」「モーションセンサー」のセットを4,000円で販売中だ。本体が安価なうえに、月額利用料がかからないのもうれしいポイントだろう。
「開閉センサー」は2つのパーツに分かれ、その距離を感知することで玄関や冷蔵庫などの開閉を検知する。「モーションセンサー」は、赤外線で設置箇所付近の動体検知を行うとともに、設置場所の明・暗を検知可能。これらのセンサーの情報を「ドングル」が集約して検知内容をスマートフォンに通知するという仕組みだ。
また、「ATOM Cam」とセンサーを同じ場所に設置することで、センサーが反応したときの映像を確認することもできる。センサーと連動した自動録画のため、スマートフォンへの通知後すぐに確認することも、あとから確認することも可能だ。
低コストかつセキュアを実現
これまでのスマートセンサー製品は、高価であったり、安価でもデータなどの管理面に不安があったりと導入しにくいイメージがあったという。しかし、「ATOM Sensor」はそのイメージを払拭してくれそうだ。「ATOM Sensor」の価格は先述の通り。将来的にサブスク系サービスが追加される可能性はあるが、基本機能が有料になることはないとのこと。
セキュリティに関しては、センサー同士の通信にはサブギガを採用し、スマホアプリとの通信にはエンドツーエンドの通信方式を採用してセキュアな通信を実現している。
ほかにも、小型でシンプルなデザインや両面テープでの設置が可能なこと、直線100mまで接続可能な通信距離、ボタン電池で約18か月稼働することなどセールスポイントが多数。今後は温湿度センサーや水没センサーなど任意の条件で通知するアラームの追加を予定しているとのことだ。
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