そうした状況の変化をとらえ、進化したカメラがクラウドファンディングサイトMakuakeに登場した。被写体の動きを人工知能を使って自動で追いかけるウェブ用カメラ「OBSBOT Tiny」だ。
ケーブルでつないでウェブカメラに
PCに付いているカメラ経由でウェブ会議などに参加することはもはや珍しいものではなくなった。遠隔から会議やミーティング、授業などに参加できるのは便利だ。ただ、皆が座ってパソコン越しに顔を合わせての会議ならこれでいいが、プレゼンのように動きがある場合はカメラからプレゼンターが消えたり、半分しか映らなかったりという残念なことも発生する。
そこでOBSBOT Tinyの出番だ。OBSBOT Tinyは円柱ベース部分からカメラを搭載するアームが伸びているデザインで、USB-CケーブルでPCにつなげるとウェブカメラとして使用できる。もちろんマイクも内蔵している。
ほぼ死角なし
最大の特徴は水平に±150度、垂直に±45度動き、また搭載する人工知能と顔認識アルゴリズムによって被写体を常にカメラの中心に収めること。プレゼン中に立ち上がってホワイトボードに書いたり、ヨガのレッスンで動き回ったりしても常に被写体をとらえるので、カメラの前に張り付く必要はない。また、人工知能が露出やホワイトバランスを調整するようになっていて、常に美しい映像になるのも売りだ。
音楽の演奏やダンスなど、自身のパフォーマンスを撮ってソーシャルメディアなどで配信したいというブロガーにもうってつけだろう。
OBSBOT Tinyは高さ89.5ミリ、重さ146グラムとポータブルサイズ。ネジ穴に三脚を取り付けることも可能だ。
OBSBOT Tinyは現在Makuakeで1万9980円(税込)〜で購入できる。申し込みは4月16日まで受け付け、5月末までに配達される見込み。
OBSBOT Tiny/Makuake