今回は、シンガポール発のモビリティスタートアップであるSWAT Mobilityの取り組みに関してご紹介する。
高精度な独自ルーティングアルゴリズムが強み
SWAT Mobilityは、最小の車両台数で複数の乗客を効率良く相乗りさせる独自ルーティングアルゴリズムを保有。シンガポールやフィリピンをはじめとした各国で、オンデマンド相乗りサービスを展開中だ。日本では、新潟市の市街地オンデマンドバス導入に向けた実証実験をサポート。新潟交通株式会社と日本ユニシス株式会社が同市内で行う実験に対し、配車アプリケーション「SWAT JP」を提供している。
また、株式会社ジュピターテレコムの営業社員を対象としたライドシェアサービス「J:COM MaaS」の実証実験にも協力。日本の市場環境に合わせた取り組みを続ける。
資金調達を実施し、サービス開発を強化
SWAT Mobilityは今月、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合をリード投資家とした資金調達を実施。同組合を運営するのは、ベンチャーキャピタル事業を手がけるグローバル・ブレイン株式会社だ。調達した資金は、各種サービス開発への投資資金として活用される見込み。グローバル・ブレイン株式会社は、事業開発や知財戦略などで多面的な支援を継続するという。
テクノロジーの力を活用し、「移動」に関するさまざまな課題の解決を目指すSWAT Mobility。同社の今後の取り組みに注目したい。
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(文・早川あさひ)