紙に書くような感覚に近づけ、文字を書くのに向いているタイプとスケッチなどに適しているタイプの2 種が用意された。筆記音が静かなのも特徴だ。
Pencil本体と一体化
書いたものをすぐにデジタル保存できるiPadとApple Pencilはライティングに革命を起こした。ただ、紙にペンで書くのと感覚が異なるのは否めない。その書き着心地を“本物”に近づけたのがifeliだ。ifeliはApple Pencilの先端に取り付けるチップ。純正のものと交換し、Apple Pencilと一体化させて使う。メモやスケッチなど用途に合わせて2種のチップから選べ、チップは回転させることで簡単に着脱できる。
ペン先との間に隙間が生じるチップカバーと違ってPencilと一体化するので感度の高さを維持できる。
適度な抵抗感
開発元によると、ifeliはスクリーンに書くときに適度な引っ掛かりと抵抗感があるようになっている。滑らかさを維持しながら、ペン先に若干の重さを感じることでしっかりと書けるとのこと。タイプ別には、基本のものは文字を書く、設計図を描くなど精密な作業を行うときに向いている。もう1つの低摩擦タイプは基本タイプよりも滑らかな書き心地でスケッチなどに向いている。
また、いずれもシリコン製で滑らかなゴムのような質感になっているため、筆記音が静かなのも特徴。静かな図書館やオフィスなどでPencilのカツカツとした音を響かせるのは気が引ける、ということもなくなりそうだ。
ifeliは現在Makuakeで基本タイプと低摩擦タイプのセットが2860円(税込)〜となっている。申し込みは3月13日まで受け付け、4月末までに配達される見込みだ。
ifeli/Makuake