今回は、ユニークなコンセプトのガジェットケースなどを取り上げます。それではどうぞ!
堆肥化可能なガジェットケース「Pela Case」
どんな製品?
カナダのスタートアップ企業「Pela(ペラ)」が手がけるガジェットケース。亜麻のわらを植物由来のバイオポリマーに組み込んだ独自素材「Flaxstic™(フラックスティック)」を採用。土に埋めることによって100%堆肥化可能とした。ECサイト「ELEMINIST SHOP」などで先行販売。iPhone 12やAirPods Pro用のケースに加え、Apple Watch用のバンドも取りそろえる。iPhone 12 / 12 Pro用のケースの場合、価格は4,180円(税込)。
筆者コメント
「Pela Case」の製品ページによれば、毎年10億個以上のプラスチック製スマートフォンケースが販売され、6万個ものケースが廃棄されているそう。本製品は、プラスチック消費の削減を目指す時代に合ったものといえるでしょう。国内先行販売はApple製品用のケースのみとなっていますが、公式サイト(海外)を見ると、サムスンの「Galaxy」やGoogleの「Pixel」向けのケースもあるようです。Androidユーザーの筆者は、日本で購入可能なラインアップの拡充に期待します。
PR TIMES(株式会社トラストリッジ)
手のひらサイズのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」
どんな製品?
株式会社CIOが開発した10,000mAhモバイルバッテリー。最大のセールスポイントはコンパクトさで、サイズ約77×56×26mm、重量約183gとなっている。USB-CとUSB-Aポートを1つずつ備えており、出力は最大30W。バッテリー残量表示機能も搭載した。現在はクラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクトを実施中。同サイト限定の「早割」を適用した場合、3,380円(税込)で入手できる。プロジェクト終了日は2月27日で、発送は2021年3月末までに行われる見込み。
筆者コメント
ひとつ持っておけば何かと役立つモバイルバッテリーですが、携帯性がネックになりがち。大きかったり重かったりすると、結局持ち運ぶのをやめてしまった......ということになりかねません。卵やフリスクケースと比較されるくらいコンパクトな本製品なら、その心配もなさそうです。個人的に素晴らしいと思ったのは、バッテリー残量表示の位置。電源ボタンの横にさりげなく表示されるため、本体のスタイリッシュなデザインを損なわないことがプラスです。
PR TIMES(株式会社CIO)
さまざまなガジェットに対応する変形スタンド「THE BAR」
どんな製品?
株式会社ALLYOUNEEDSが販売するガジェット用スタンド。無段階調整に対応し、スマートフォン・タブレットに加えてノートパソコン用スタンドとしても機能する。本体素材はアルミで、重量が約170g。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてプロジェクトが実施されており、数量限定の「早割」を適用すれば4,895円(税込)で購入可能。プロジェクトは2月20日に終了し、発送は2021年3月までに行われる。
筆者コメント
スマートフォンやタブレットでゆっくり動画を視聴したい、あるいはノートパソコンのキーボードを少し高くしたい......本製品一台で、そうしたニーズをすべてカバーできます。「THE BAR」という非常にシンプルなネーミングもユニークです。使い方の動画がYouTubeで公開されており、変形ギミックを見ているとなんだかワクワクしてしまいます。
PR TIMES(株式会社ALLYOUNEEDS)
薄型ノートパソコン「HUAWEI MateBook 14(Ryzen 5モデル)」
どんな製品?
ファーウェイが2月12日に発売する薄型ノートパソコン。6コア・12スレッドのRyzen 5 4600Hをプロセッサーとして搭載した。メモリ16GB、ストレージ512GBとなっている。14インチフルビューディスプレイの画面占有率は約90%で、没入感の高さがセールスポイント。重さ約1.49kg、厚さ約15.9mm。各家電量販店(オンラインのみの場合もあり)やECサイトにて販売される予定。価格は10万9,780円(税込)。予約販売期間中に購入することにより、「HUAWEI Backpack」が手に入るキャンペーンも実施中。
筆者コメント
スマートフォンやタブレットの印象が強いファーウェイですが、その優れた技術力によるノートパソコン「MateBook」シリーズも、ユーザーから高い支持を受けています。今回は「MateBook 14」にRyzen 5モデルが新登場。従来のRyzen 7モデルと比べてバッテリー動作時間が1.7時間長くなったそうです。2モデル展開で、幅広いニーズに応えられるようになりました。
PR TIMES(華為技術日本株式会社)
(文・早川あさひ)