キャストをスキャニング
『新世界』は、映画『CASSHERN』『GOEMON』などを手がけてきた紀里谷和明監督が、最先端CG技術を生かし、これまで誰も見たことのない新しい表現に挑戦した作品。2022年の公開を目指す長編に先駆け、このたびパイロット映像が公開された。なお、このパイロット映像の制作にあたり実施したMakuakeでのプロジェクトでは、約1,400万円の支援が集まったとのこと。
パイロット映像制作では、CyberHuman Productionsが有する高精細3Dスキャンの技術を用いて、出演者である山田孝之さんとGACKTさんをスキャニング。激しいアクションシーンやリアリティのある表情に注目してほしい。
パイロット映像(紀里谷和明氏コメントつき)はこちらから。
カムロ坂スタジオで新たな映像表現
CyberHuman Productionsは、「技術」と「人間」の融合を目指すクリエイター集団。出張型3DCGスキャンカー「THE AVATAR TRUCK」やスキャニングスタジオ、リアルタイム3DCG合成ができるバーチャル撮影システムなどを有し、AI・CGなどの技術とクリエイターのちからでクリエイティブの新しいステージを切り拓こうとしている。今回のパイロット映像制作は、カムロ坂スタジオにて行われた。ここには、リアルタイムバーチャル撮影も可能なグリーンバックスタジオや3Dスキャンスタジオなど4つの撮影スタジオと編集・録音ルームがあり、ハイクオリティかつスピーディーな映像制作が可能となる。なかでも、2020年11月に導入された「LED STUDIO」は、巨大画面のLEDウォールとCG映像と組み合わせることで高精細なCG背景空間での撮影を可能にするようだ。
ちなみに、CyberHuman Productionsは、2020年12月にバーチャルタレント「Kizuna AI(キズナアイ)」のワンマンライブ「Kizuna AI 2nd Live “hello, world 2020”」の制作をカムロ坂スタジオで行っている。
PR TIMES