米国のHaptX社が開発した近未来のデバイス
「HaptX Gloves DK2」を開発したのは、米国のカリフォルニアに本社を置くHaptX社。実に2年もの歳月が開発に費やされたということだ。製品は触覚グローブのほか、エアコントローラー、スマートコンプレッサー、ソフトウェア開発キットで構成される。使用シーンの一例として挙げられるのがVRで、グローブによってリアルな触覚が実現するという。YouTubeのプロモーション動画もぜひチェックしていただきたい。
リアルな触覚の秘密は、グローブに搭載された130以上(片手分)の触覚フィードバックポイント。また、独自の磁気モーションキャプチャシステムが採用されており、高い精度で手の動きを追跡する。
あのジェフ・ベゾス氏も驚いた触覚フィードバック技術
HaptX社は、2019年6月にラスベガスで行われたカンファレンスイベント「Amazon re:MARS 2019」に出展。ジェフ・ベゾス氏が触覚フィードバック技術を試す動画が、YouTubeで公開されている。興奮した様子の同氏が「非常に印象的で、とてつもない技術だ」と話すのを見たら、そのすごさを体験してみたくなるはずだ。このような技術の将来的な普及に期待がかかる。
PR TIMES(株式会社アスク)
HaptX
(文・早川あさひ)