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スマホのスクリーンを使って血液テストが可能に 患者の通院負担を軽減

このところ、スマートフォンを医療のサポートツールとして活用しようという動きが見られるようだ。スマートフォンという多機能デバイスは、日常的に持ち歩くことも多いため、体調管理や持病のモニターツールとしても、その役割が期待され...

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Qloudlabこのところ、スマートフォンを医療のサポートツールとして活用しようという動きが見られるようだ。スマートフォンという多機能デバイスは、日常的に持ち歩くことも多いため、体調管理や持病のモニターツールとしても、その役割が期待されている。

Swiss Federal Institute of Technologyのマイクロエンジニアリング研究室を基盤とする「Qloudlab」というスタートアップでは、スマートフォンのスクリーンを使って、血液テストをおこなう診断ツールの開発を進めている。これは、抗血液凝固治療を受けている患者のための診断ツールである。

抗血液凝固治療は、動脈や静脈、心臓内に血栓が形成されることを防ぐものだ。血栓が血管内にできると、血中の酸素の流れを妨げ、脳卒中や心臓発作のリスクを高めることにつながってしまう。患者は定期的に病院に通って、血液テストをおこなう必要があり、通院時間や医療費など、大きな負担がかかっている。こうした負担を軽減しようというのが、この「Qloudlab」というツール。

Qloudlab2血液テストの方法はこうだ。ユーザーはスマートフォンのスクリーン上に、ミクロ構造から成る、非常に薄いプラスチックの使い捨てフィルムをセットする。そこに血液のしずくを垂らすと、血液が浸透していき、血栓を生み出す分子に作用。専用のアプリがスクリーンの電界の乱れを検出し、データを解析して、出血の危険性がないかどうかを判断するという流れ。

血液テストのデータは、患者の担当医に送信することも可能。開発チームでは、あらゆるスマートフォンでツールが動作するよう、さらに改良を進めており、2015年度中に商業化を目指しているという。患者の通院の負担を減らし、自身の健康を管理しやすくなる「Qloudlab」。いち早い完成が待たれる。

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