今回の「SmartCityX」では、世界39の国や地域・計351社の応募から世界20ヶ国・95社のスタートアップが採択され、スマイルロボティクスは日本国内唯一のロボットスタートアップとして採択されている。
「ACUR-C」、飲食店以外での活躍に期待
スマイルロボティクスは、飲食店向けに配膳・下膳ロボット「ACUR-C(アキュラシー)」を開発中。アームがついた自律走行型のロボットで「つかむ」「はこぶ」を完全自動化し、人手を介さず配膳・下膳を行うことができる。そしてこのたび、「SmartCityX」に採択されたことを機に、外食産業以外への展開も検討していくようだ。スーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンター・百貨店などの小売店や、宿泊施設・介護施設・医療施設などの各種施設に展開できる汎用性の高いロボットの開発を進めるとのこと。
まずは、2021年2月中旬に開催予定のキックオフイベントから、同イベントに参加するパートナー企業やサポーター企業、オブザーバー自治体とともに具体的な事業開発の検討を始めていく。
生活者によりそうテクノロジー
「SmartCityX」は、各業界を代表する大企業と世界中のスタートアップが協働し、産業や技術の視点だけではなく、生活者目線で価値の高いサービスおよびアプリケーションを共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラム。スマイルロボティクスは、「Society 5.0 × New Normal」の原動力となる生活者目線のDXを推進し、一人ひとりのニーズにあった選択肢があり、多様な幸せが実現できる社会づくりを目指していきたいとしている。
ちなみに、今回の「SmartCityX」と同じくスクラムベンチャーズ主催の「新 “食” 産業」の創出を目指すグローバル・オープンイノベーション・プログラム「Food Tech Studio - Bites!」の採択企業が2021年1月に発表された。スマイルロボティクスは、「Food Tech Studio - Bites!」においても採択企業となっている。
PR TIMES