そのInstapaperがこのほどバージョンアッップし、新たにマーカー機能が加わった。保存した記事中の大事なところを色づけできるというもので、読み返しに便利そうだ。
■どのデバイスでもマーカー同期
使用するには、iOS端末の場合、タップ&ドラッグで色づけしたい部分を指定し、ポップアップで現れる「highlight」をタップするだけ。すると、選択した部分が黄色く色づけされる。まさしく、実物のプリントなどに使う蛍光マーカーの感覚だ。
Instapaperはスマートフォンやタブレットなどの携帯端末、ウェブなどで利用できるが、この色づけはすぐに同期されるので、どのデバイスで開いてもマーカーが確認できる。
Instapaperそのものは有料(400円)で、今回のハイライト機能は1カ月に5件までなら無料。オプションで3カ月300円払うと無制限で利用できる。
■ハイライトだけを区分するフォルダも
長めの記事、学術論文、専門的なニュースなどを読むことが多い人にとって、マーカーを使うことで記事のポイントなどを素早く整理するのに役立ちそうだ。
また、「マーカーをつけたのはどこだったっけ?」ということがないよう、サイドバーの「ハイライト」にすべてのハイライトを含んだ記事が区分されるのも便利だろう。
InstapaperはiOSのほか、Android、kindleでも利用できる。
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