さまざまな人の充電不安を解消
「ChargeSPOT」は、専用アプリでバッテリースタンドの場所を検索し、バッテリースタンドにあるQRコードをスキャンするだけでモバイルバッテリーを借りられるサービス。返却時には、アプリで探したバッテリースタンド(借りた場所とは別でもよい)の空いているスロットにバッテリーを差し込むだけ。なお、専用アプリをダウンロードしていなくてもLINE公式アカウント内からもサービスを利用することができるようになったようだ。利用料金は1時間未満150円、その後48時間未満300円、そのあと最大7日間(168時間)まで1日(24時間)150円。ただし、レンタル開始後168時間を超えた場合は2,280円の支払い義務が発生する。
そんな「ChargeSPOT」が、多摩モノレールの全19駅に登場。多摩動物公園やサンリオピューロランドへの来場者や、中央大学・帝京大学などの学生、多くのビジネスパーソンなどのスマートフォン充電の不安を解消してくれそうだ。
さらに広がるサービス! 災害時にも
「ChargeSPOT」は、2018年4月に日本初のスマホ充電器レンタルサービスとしてローンチして以降、全国に展開し2019年12月時点での国内シェアは97%を獲得(同社調べ)。さらに、香港やタイなどへの海外進出も果たし、例えば東京で借りたモバイルバッテリーを香港で返却するといったこともできるようになった。2021年1月からは、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と連携し、福岡市にてNTT西日本が保有する公衆電話ボックス8カ所に「ChargeSPOT」を設置する実証実験を行っている。
同実験を通じ、利用頻度や公衆電話利用者への影響の確認、採算性などからビジネス可能性の検証し、公衆電話ボックスの新たな活用シーンを検討していくようだ。
ちなみに、NFORICHは福岡市と防災協定を締結しており、災害時に無料で「ChargeSPOT」を提供することで新たな災害対策スポットの構築に貢献していくとしている。
Techable(テッカブル)はこれまで、INFORICHのCEOである秋山氏へのインタビューも含め、同社の事業展開に注目してきた。それらの記事に興味のある方はこちらから。
PR TIMES(多摩モノレール)
PR TIMES(公衆電話ボックス実証実験)