CARTIVATORとして2014年から空飛ぶクルマの開発に注力し、株式会社SkyDriveとの共同開発により2020年8月に日本初となる空飛ぶクルマの有人デモフライトに成功。これをきっかけに空飛ぶクルマの機体開発をSkyDriveに任せ、Dream Onとして新たなテーマ「未来へのタイムマシン」に取り組むことになったとのことだ。
なお、Dream Onとなり、活動拠点はこれまでの愛知県豊田市「ものづくり創造拠点SENTAN」に、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー内「CIC Tokyo」が加わり2拠点となった。
「未来へのタイムマシン」とは何か?
「タイムマシン」といえば時空を行き来できる乗り物という認識が一般的だと思うが、それをハードウェアとして開発するには多くの技術革新が必要なため、仮想的に実現する。そして行き先(体験できる世界)は、未来。未来社会を描いたコンテンツを作り、それをフルダイブVRという五感をまるごと没入させるVR技術を使うことで、未来の暮らしを擬似体験してもらおうというのが「未来へのタイムマシン」というわけだ。
すでに「未来へのタイムマシン」の第1弾デモ機が登場。空飛ぶクルマの体験用VRシステムを用い、VRヘッドセットのほか、小型電気自動車による前後方向の加速度や風を感じられる演出により臨場感の高い体験ができるという。デモ機の実演ムービーを見ると、鮮明な風景に感動しつつも、その高さに少し動揺した……。
「未来へのタイムマシン」が集まるテーマパーク!
Dream Onは、未来を疑似体験できる「未来へのタイムマシン」が集まるテーマパーク「Future Life EXperience Park(FLEX Park)」の開園を予定している。第1弾は、2021年7月にCIC Tokyoにて「FLEX Park Tokyo」をオープン予定。このときまでに「未来へのタイムマシン」となるコンテンツを5個、年内には10個まで増やすことを目標としている。なお、「宇宙に行って地球を見る体験」などが追加される見込みだ。
FLEX Parkは、2023年までに世界10拠点でのオープンを予定しており、2025年までに世界100拠点での展開を目指しているという。
現在、「FLEX Park Tokyo」に出展するコンテンツの制作費を募るべくCAMPFIREにてプロジェクトを実施中。個人向けの支援メニューから企業向けのメニューまでさまざまなリターンを用意している。また、クラウドファンディングとは別にコンテンツ共同企画プログラムを用意するなど支援企業も募集中だ。
PR TIMES