容量2万5000mAhもある「ZMI No. 20」。搭載する3つのポートの総出力が210WとスマホやノートPCなどデバイス3台を同時に充電できる。
iPhone 12を5回フル充電
モバイルバッテリーには持ち運びのしやすさを優先して小型のものが多い。しかし小型になると必然的にバッテリー容量も少なくなる。その点、ZMI No. 20はバランスをとっていて、片手で持てるサイズながら容量は2万5000mAhとたっぷりある。開発元によると、この容量だとiPhone 12なら5回フル充電できる。普段よく使うデバイスやガジェットをあれもこれも充電できそうだ。
急速充電に対応
ZMI No. 20はUSB-C2つ、USB-A1つの計3つのポートを搭載する。出力はUSB-Cが45Wと100W、USB-A が65W。つまり、スマホ、タブレット、ノートPCを同時にフルスピードで充電でき、MacBook Proなら1時間で75%充電可能という。容量が大きくなるとどうしてもバッテリーそのものの充電にも時間がかかりがちだが、ZMI No. 20は残量ゼロの状態から50分で60%(1万5000mAh)を充電でき、2時間でフル充電できる。
加えて、出力が大きいとオーバーヒートなどが懸念されるが、ZMI No. 20はサーマル保護システムを搭載し57度以上にならないよう設定されているとのこと。機内にも持ち込めるという。
出張や旅行時にあると役立つこと間違いなしのZMI No. 20は現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。記事執筆時点の出資額は99ドル(約1万円)〜となっている。出資は2月25日まで受け付け、4月の発送が予定されている。
ZMI No. 20/Indiegogo