弱いロボット
「NICOBO」は一見、小動物のようなカタチをしている。まん丸の体からちょこんと生えたしっぽが愛らしく、撫でると振って反応するという。また、寝言を言ったりオナラをしたり、がんばって覚えた言葉で語りかけてきたかと思うとボーッとしたり……。「NICOBO」は、人の優しさや思いやりを引き出す 「弱いロボット」を提唱してきた豊橋技術科学⼤学 岡⽥美智男研究室(ICD-LAB)とパナソニックの「人とロボットの関係性」についての共同研究により生まれた。そのため、「どこか頼りないけれど、なんだかかわいい、ほうっておけない」という感情をくすぐる「同居人のような“弱い”ロボット」になったのだろう。
おうち時間を充実させるロボット
新型コロナウィルスの影響でおうち時間が増え、人と直接会う機会が減るなか、パナソニックは「NICOBO」が人と対等な関係で寄り添うことでおうち時間が「もっと楽しく、もっと自分らしくいられる」のではないかと考えているという。「NICOBO」は、2021年2月16日13時よりMakuakeにてプロジェクトが公開される。また、同日17時からパナソニック公式SNS(Instagram・Twitter)で動画配信も開始予定だ。なお、今回は少しだが「NICOBO」が話しかける様子の動画を公開中。
最近、「NICOBO」のほかクッション型セラピーロボット「Qoobo」シリーズやCES 2021で高評価を受けたAIペットロボット「MOFLIN」、家族ロボット「LOVOT」など、人々の暮らしに馴染み癒やしを与えるロボットが次々と誕生している。こういったロボットが一家に一台という時代はそう遠くないのかもしれない。
PR TIMES