ワンクリックでスキャンして取り込め、しかも画像内の文字のテキストデータ化もできる「KingHun」。透かしを入れて画像の盗用を予防したり、連続撮影したりといった便利な機能も搭載している。
パソコンとつなぐだけ
最近はスマホにも書類スキャン機能が付いている。ただ、スマホは手で持っての作業になるため手ブレなどでやり直ししなければならないことも多く、またスキャンする書類やページが多い場合などには不向きだ。これに対し、KingHunは据え置き型で、ユーザーはスキャンしたいものを特定の場所に置くなどの作業に専念できる。
KingHunは卓上ライトのような形状で、カメラの他にLEDライトを6個搭載。専用ソフトウェア(Windowsのみ対応)をインストールしたパソコンにUSBケーブルでパソコンとつなげて利用する。
1秒でデジタル化
使い方は至ってシンプルだ。カメラ(1300万画素)の下の部分にスキャンしたいものを置くと、ものの1秒でデジタル化される。ページをめくる動きを感知してスキャンする自動連続撮影の機能もある。また、KingHunは言語認識技術(OCR)を採用していて、スキャンした画像を編集可能なファイルに変換することも可能だ。この機能を使えば、書籍などのデータにコメントを書き込むといったことが容易にできる。
また、画像に「極秘」などの透かしを入れることもでき、これは画像の盗用を防ぐのに役立つ。透かしのサイズやカラー、濃度などはソフトウェアで調整できる。
サイズとしてはA3までスキャン対応するので、雑誌なども見開きで取り込める。
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務を余儀なくされている人も多いかと思うが、あれば作業効率アップに貢献しそうなKingHunはMakuakeで1万9350円(税込)〜で入手できる。申し込み期限は3月19日で、5月の配達が予定されている。
KingHun/Makuake