マイナス40度と極寒の環境などでの撮影に対応するマイクロSDHC・XCカードのEPシリーズだ。
米国の老舗メーカー
デジカメなどに使うメモリカードというと、東芝やパナソニック、SanDiskといったブランドが真っ先に思い浮かぶ、という人が多いかもしれない。しかし、知る人ぞ知るメーカーPatriotは1985年に米カリフォルニアで設立され、高性能なメモリモジュールを手掛けていることで知られる。
今回発表したEPシリーズも本格的な撮影をする人向けの高スペックなカード。「過酷な気象状況で操作する必要があるビデオデバイスのためにデザインされた」と説明している。
95MB/sでデータ転送
EPシリーズが作動する温度はマイナス40度から85度までとかなり広範だ。氷河や冬の高山、灼熱の砂漠、火災現場といった、普通の人は足を踏み入れることがないようなシーンが想定される。もちろん防水・防塵性能を備え、衝撃にも強いとのこと。カードの書き込みスピードは30MB/sとあらかたのニーズに対応する。そしてデータ移送スピードは95MB/sと撮影した高解像度のビデオもストレスなく扱えそうだ。
カードのデータ容量は32GB、64GB、128GBの3種が用意され、ビデオスピードクラス10、V10、V30をサポートしている。
Patriot Press Release