10月は乳がん啓発月間だが、統計によると今や日本人女性の18人に1人が罹患するとされている。そんな女性にとって深刻な問題である乳がんについてアメリカでは、闘病中の乳がんの患者と闘病経験者が語り合い、情報交換し、また時として慰め合うための初のソーシャルネットワーク「MyBCTeam」が発足した。病と闘う女性のためのFacebookまたはPinterestともいえる。

ユーザーは年齢、住所、乳がんのタイプ、受けている治療法などをプロフィールに明記する。最良の治療方法を探すのに役立ててもらえるよう、医師の住所や連絡先をユーザー同士が共有することもできる。「Meet Others（知り合おう）」機能では、住まいやがんの進行ステージ、治療法などをもとにユーザーを検索することも可能だ。

各ユーザーのアカウントにはピンボードが備わっていて、個人の写真やメッセージなどを投稿することができる。また、Q&Aコーナーでは乳がんについての疑問なら何でも投稿できるほか、過去の質問や回答を読めるようにもなっている。

MyBCTeam