Apple WatchのOSアップデートで、文字盤上に同一アプリのコンプリケーションを複数設置できるようになったことを受け、「ぴよログ」もApple WatchのMultiple Complications(コンプリケーション)に対応した機能を追加した。
同アプリは、リリース以降もUX向上を追求し続け、2020年4月には累計ダウンロード数が100万人を、1日の利用者数が20万人を突破するアプリへと成長してきた。そして今回のアップデートにより、さらなる利便性向上が期待できるだろう。
記録情報を簡単に見られる
今回の「ぴよログ」アップデートにより、Apple Watchの文字盤上にさまざまな情報を表示することが可能となる。アプリを起動する「アプリアイコン」をはじめ、「授乳タイマー」や「食事」「睡眠」「排泄」の最終記録情報というアイコンを文字盤に表示し、各アイコンをタップすることでアプリを起動してそれぞれの情報を表示する仕組みだ。
ただし、文字盤によってコンプリケーションに対応していないものがあり、対応している文字盤でも種類によって設置できるものは異なるとのこと。
設定方法は、Apple Watchの文字盤上を長押し、「編集」をタップして変更したい箇所をタップするというシンプルなものだ。
ユーザーフレンドリーな「ぴよログ」
「ぴよログ」は、夫婦で育児記録を共有することができるアプリ。授乳・ミルクや排泄、睡眠などの記録をパートナーと共有することで育児参加がしやすくなり、育児負担軽減につながるのではないかという思いから開発されたという。食事・排泄・睡眠の記録を自動でグラフ化し、1週間分の記録をまとめて表示できる機能は、生活のリズムや変化の把握に役立ちそうだ。
また、片手で記録できるわかりやすいUIや、「Siri」「Alexa」「Google アシスタント」といったAIアシスタントに対応したことで、両手を使えないときでも簡単に記録ができるのも特徴だろう。
そのほか、記録をPDFに書き出して保存する機能や授乳時間を知らせるアラーム、予防接種の記録など育児に必要な、あるいはあると便利な機能を備えている。
先日Techable(テッカブル)では、登山地図アプリ「ヤマレコ」がコンプリケーションに対応したことを取り上げた。育児や登山などでスマートフォンを取り出すことが難しいとき、コンプリケーションの利便性が発揮されるだろう。
PR TIMES