もちろんガジェットをつなげるためにはケーブルが必要になるわけだが、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場したUSB-Cハブ「OmniCase」はコンパクトながら7-in-1で、しかもケーブル収納タイプだ。
100W PD給電に対応
OmniCaseはポケットサイズで、7つのポートを搭載している。内訳はUSB-A 3.0が2つ、USB-C、HDMI、SDカードスロット、TFカードスロット、Gigabit Ethernet。USB-Cは100W PD給電に対応し、MacBookなどUSB-Cデバイスをフルスピードで充電できる。またHDMIは4K対応で、ラップトップに入っている4K動画をOmniCase経由で外部モニターに出力するということも可能だ。
そしてSD・TFカードの読み込みスピードは最速104MB/sと大容量データもストレスなく扱える。
ケーブル、アダプターを装備
一方、各種のポートを搭載するハブはさまざまなメーカーから数多く展開されているが、OmniCaseはケーブル類などのエッセンシャルツールを収納している点で他の製品と差異化を図っている。小さい躯体ながら上部を取り外せる構造になっていて、中にUSB-C/USB-C、USB-C/ライトニングなどのケーブルや、USB-A/USB-Cメス、マイクロUSB/USB-Cメスのアダプターが用意されている。
加えてSimカードスロット、スロット取り外しに使うピンまで用意されていて、こちらは旅行などでSimカードを取り替えることが多い人にとってまさに痒い所に手が届くものだ。
日常使いから出張まで幅広く活躍しそうなOmniCaseは現在Kickstarterで資金調達中。装備するケーブルの数やPD給電をサポートするかなどによって出資額は異なり、最もベーシックなタイプは39ドル(約4000円)〜となっている。出資は2月27日まで受け付け、4月の配達が予定されている。
OmniCase/Kickstarter