株式会社visumoが提供する「social curator」は、Instagram上の写真検索や投稿者への利用許諾、直感的なCMS機能、クリエイティブ分析機能などを備えたクラウド型マーケティングツール。これを活用すると、Instagramに投稿されたUGC(ユーザー生成コンテンツ)を簡単にサイトに掲載することができるようになる。
先日Techable(テッカブル)でも取り上げたが、株式会社吉野家のECサイトにも導入されるなど、2017年のサービス開始以降、導入企業250社を突破しているツールだ。
さまざまなページにUGC
「social curator」をワークマンのECサイトに導入したことで、Instagramの投稿写真から「#ワークマン」「#ワークマン女子」「#ワークマンプラス」などワークマンブランドに関連するものを掲載するコンテンツ「workmanフォト」が誕生。掲載されている写真には関連商品が紐付いているため、消費者は画像から商品購入が可能となる。「workmanフォト」内では、「ワークマン女子」「アウトドア」「ワークウェア」などのキーワードで写真を絞り込むことができ、気になるカテゴリの投稿を見つけやすいのも特徴だ。
また、ECサイトで特集されている「ワークマン女子」「ワークウェア」「アウトドア」「ライダー」「釣り」にカテゴライズされる投稿は「social curator」の機能により、それぞれの特集ページにも自動展開される。
さらに、商品詳細ページには、その商品に関連した投稿を掲載し、着用感や利用シーンなどを提案することで購入の意思決定をサポートする仕組みになっているようだ。
効率的な収集・掲載・販促コンテンツ化
今回「social curator」を導入したワークマンは、「働く男性の店」というイメージから一転、ワークマン初の女性客を主体とした新コンセプトstore「#ワークマン女子」を出店。SNSとリアル店舗の一体化を図るコネクテッドストアとして、高感度なインスタ世代の顧客獲得に成功している。公式オンラインストア内にも「#ワークマン女子」コーナーを設け、アンバサダーや消費者がInstagramに投稿したUGCを掲載するなどサイト内の回遊性を高めてきた。そして、それらのUGCを効率的に収集・掲載し、販促コンテンツとするため同ツールの導入を決定したという。
PR TIMES