自分が持っているモノや欲しいモノをすべて把握しておくのは結構難しい。そんなときに役立ちそうなアプリがリリースされた。それが、Sola株式会社が開発した、あらゆるモノの管理アプリ「monoca 2(モノカ ツー)」。
2017年にリリースしたiOS版 「monoca」の機能をベースに開発されたAndroid版アプリとなっている。
わかりやすい分類と簡単操作
同アプリは、「持っているモノ」と「欲しいモノ」を分けて、画像つきで管理できるというもの。「欲しいモノ」を買った場合は、簡単に「持っているモノ」へ移動させることができる。モノの登録はカテゴリ画面から「モノを追加」ボタンを押すだけというシンプルな操作が魅力的だ。また、登録したいモノのバーコードをスキャンするとAmazonから該当商品のデータをそのまま登録することも可能。ちなみに、商品をネット検索して登録することもできる。
登録したモノにカテゴリとサブカテゴリを設定することでより管理がしやすくなるという。例えば「日用品」というカテゴリのなかに「リビング」「キッチン」などのサブカテゴリを設定し、「ティッシュペーパー」は「リビング」へ、「食器用洗剤」は「キッチン」へカテゴライズできるということだ。
設定したカテゴリごとに、モノについて登録する項目を自由に選択できるのも便利そう。登録できる項目は、アイコン、場所(購入場所・保管場所)、日にち(購入日・発売日・期限)、個数・残量、1~5で示すスコアなどさまざまだ。
また、リピート買いに役立ちそうな商品ページのURLを載せたり、ノートを使い自由にメモを残したりもできる。
グループ共有もできる
このように登録したモノの情報は、リアルタイム同期されクラウド上で保存される仕組み。同じGoogleアカウントを使えばほかの端末からもアクセス可能とのこと。また、家族や友人とグループを作成し、クラウド上に保存したデータを共有することもできる。共有したいデータをカテゴリ単位で選択し、相手にリンクを送信するとすぐに共有可能となるようだ。メンバーが更新したデータはすぐに反映されるため、買い物の被りを回避できるかもしれない。
複数人での共有や登録数が多い人に便利そうな機能が、モノに色を設定して分類できるカラータグ。水色は「パパ」、ピンク色は「春物」というように、所有者や用途に応じて設定するといいだろう。
無料版ではモノの登録数は100個(iOS版は30個)まで、共有できるグループは1個までだが、980円(買い切り)のフルバージョンならモノの登録数は無制限、共有できるグループは10個まで作成可能となる。
iOS版リリース以降、Android版のリリースを望む多くの声に応えてリリースされた「monoca 2」。今後、多くの人のモノの管理をスマートにしてくれると期待したい。
PR TIMES