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南海電鉄にて「Visaのタッチ決済」「QRコード」利用の実証実験、来春開始

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近年、キャッシュレス化が広く浸透し、なかでも非接触決済を実現する「タッチ決済」は今後も急速に普及するものと見られているようだ。

そんななか、南海電気鉄道株式会社、三井住友カード株式会社、QUADRAC株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の4社は、南海電鉄の一部の駅改札において「Visaタッチ決済」と「QRコード」を用いた出入場の実証実験を来春から来年末の期間で実施すると発表した。

2つの方法でスムーズに改札を通過

同実験では、大阪の「なんば」と「関西国際空港」・「和歌山」・「高野山」を結ぶ南海電鉄の一部の駅に、Visaタッチ決済およびQRコードを読み取る箇所を備えた改札機を設置。利用者は2種類の方法でスムーズに改札を通過することができるという。

1つ目は、Visaのタッチ決済機能のあるクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを改札機の該当箇所にタッチすることで、その都度運賃を決済するという方法。

2つ目は、南海電鉄が提供するアプリまたは販売サイトで企画乗車券を事前購入し、スマートフォンに表示されるQRコードを改札機の該当箇所にかざすという方法だ。

同実験を通じ、利用客の利便性向上や非接触決済を活用したニューノーマルへの対応、企画乗車券のデジタル化による販路拡大およびMaaS事業展開を検証していくとのこと。

京都丹後鉄道で導入済み

Visaタッチ決済は、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法。一定の金額以内の決済ならばサインも暗証番号の入力も不要というスピーディーさもポイントだ。

世界の公共交通機関を見ると、ロンドンやシンガポール、ニューヨークなどではすでに利用可能となっており、世界約500の公共交通機関において導入プロジェクトが進行中だという。

日本でも、今年の11月にWILLER TRAINS株式会社が運行する京都丹後鉄道にてVisaタッチ決済が導入された。この導入にも、三井住友カード株式会社、QUADRAC株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の3社が携わっている。

ちなみに、京都丹後鉄道では、Visaタッチ決済より以前の今年2月にMaaSアプリ「WILLER」によるQRコードのキャッシュレス決済を導入していた。

「Visaタッチ決済」と「QRコード」という2つのサービスを提供することで、利用者の移動体験はさらに向上すると思われる。

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