ライブ配信映像とARのリアルタイム同期を実現する「LIVE/AUG」が今回のアップデートで重点を置いたのは同期システム。これにより、出演者・参加者ともに躍動感あふれるライブ体験が可能となる。
一体感・躍動感を演出
このたびのアップデートにより、配信映像とARの演出タイミングをあわせることが可能となった。アーティストの演奏やパフォーマンスをリアルタイムにARに反映し、配信映像と連動した演出を実現する。また、ハンドクラップなど体を使った動きにも対応しているとのこと。仕組みとしては、アーティストが音を鳴らしたと同時に配信映像にVFXを合成配信し、その映像が視聴者の目に届く瞬間に演奏に紐づいたARを表示するというものだ。仮に、ライブ配信に遅延が生じても配信映像とARの演出タイミングがあうようにコントロールできるとのこと。
現在、この新機能の実証実験ムービーを公開中だ。
IoTデバイスを併用すると……
「LIVE/AUG」が今年7月に発表された際、Techable(テッカブル)でも取り上げている。使用方法は、iOSとAndroidに対応した専用アプリを起動し、パソコンやテレビで視聴中のライブ配信画面にスマートフォンをかざすだけ。すると簡単にARによる拡張演出を体験できるという。
また同時に、紙コップやボールペンなどの身近なものを楽器にできるIoTデバイス「SOUND CATCH DEVICE」も発表された。同デバイスは、取り付けた物体の振動を検知して楽器のようにできる。そして「LIVE/AUG」の拡張機能としても機能するため、自宅にいながらライブに参加しているような体験が可能となるだろう。
今回の新機能や「SOUND CATCH DEVICE」を活用することで、よりインタラクティブなライブ視聴体験が実現しそうだ。
PR TIMES