作って楽しい!もらって嬉しいARカード
ブラウザだけで完結する同サービスは、メッセージを作成して届けるまでの手順も簡単。まず、メッセージとともに表示されるプレゼントイメージとラッピングを選択し、届けたいメッセージを入力する。そして表示されるURLをコピーし、メールやLINE、メッセンジャーなどでURLを送るだけ。受け取った人がURLにアクセスするとARで装飾されたメッセージが開くという仕組み。
同サービスの活用シーンとして、バレンタインデーの販促・プロモーションやアーティストからファンへの発信などが想定されているようだ。なお、「メッセージWebAR」にはショッピングモールなどのロゴを入れたり、オリジナルのデザイン制作を依頼したりもできるとのこと。
主にtoBのサービスだが、一般ユーザーも体験できるようになっていたので実際に試してみた。体験用で用意されていたのは、お菓子(プレゼントイメージ)とラッピングが3種類ずつ。手順通りメッセージカードを作成して開いてみると、ラッピングからテキストとお菓子が飛び出し、飛び出す仕掛けのメッセージカードをもらったときのようなワクワクを感じられた。
palanとはどんな企業?
同サービスを開発した株式会社palanはどんな企業なのだろうか?同社は2017年頃からWebブラウザのみでARを実現する「WebAR」技術を用いた開発を続けてきた。昨今の新型コロナウイルスの影響で非接触が推奨されていることもあり、WebARを利用したサービスは地方自治体、観光業界、エンターテインメント業界など幅広い業界で注目を集めているという。
これまで同社は、スタンプを選んで写真を撮るだけで楽しめるWebARカメラ「TOBIRA」や、コードを書かずに「WebAR」を作成する「palanAR」、WebVRで店舗を回遊しつつWEbARで商品を試着できる新時代のEコマース「WebXRコマース」などアプリ不要でARやVRを制作・利用できるサービスを展開してきた。
ニューノーマル時代を迎え、オンラインでの表現・交流が活発になるなか、誰もが簡単に使えるAR・VRがあることで、よりリッチな表現や心温まるやり取りが実現するのではないだろうか。
PR TIMES