その「TIG LIVE」が、三井ショッピングパーク ららぽーと3施設(TOKYOBAY ・横浜・富士見)・ラゾーナ川崎プラザ・ダイバーシティ東京 プラザ・COREDO 室町テラスの計6施設で初開催するライブコマース企画に導入される。
Techable(テッカブル)では過去に同社代表の小林道生氏へのインタビューを公開しているので、こちらもあわせて読んでみてほしい。
インタラクティブなライブコマース
同社が2018年にローンチした触れる動画「TIG」は、次世代の動画テクノロジーとして注目を浴びた。視聴中の動画の気になるモノやヒトなどをタップするだけで情報をストックし、ユーザーの任意のタイミングで情報を見られるというサービスだ。その技術をライブストリーミング内にリアルタイムに提供できるのが「TIG LIVE」。最近、新たな戦略として浸透しつつあるライブコマースに「TIG LIVE」を活用することで、実店舗に近いコミュニケーションとインタラクティブな購入体験を創出できるという。
従来のライブコマースが決まった商品だけを紹介していたのに対し、「TIG LIVE」では視聴者のコメントや4択の独自アンケートの結果に応じて視聴者が見たいと思う商品の紹介ができる。
また、自社の在庫管理システムと「TIG LIVE」の管理システムを連携すると、在庫のある商品を選んで紹介することも可能だ。
配信者がハンディタイプのタグリーダーを値札(JANコードなど)にかざすだけで、ユーザー画面に購入ページや詳細ページへ移るアイコンが出現するため、配信側の負担が少なく、ユーザーの直感的な購入体験を実現できる。
また、タグリーダーとスマートフォンをBluetoothで接続するだけで配信可能なため、固定のブースではなく、店内を回りながら商品を紹介する動画を配信することができるのも魅力のひとつだろう。
計8回のライブコマースを予定
「TIG LIVE」を活用したライブコマース企画第1弾として、12月18日21:15より横浜ららぽーとにてバロックジャパンリミテッドの人気ブランド「STYLE MIXER」の配信が行われる。また、第2弾は12月23日19:30よりコレド日本橋室町にて台湾発のライフスタイルショップ「誠品生活」の配信を予定。以降、来年8月までに計8回のライブコマースを実施するとのことだ。
パロニムはこれまで、株式会社テレビ朝日や株式会社ニトリとの連携、美容サロン向けの「Salon de TIG」や次世代デジタルパンフレット「TIG magazine」の提供、パリコレ21年春夏でのデジタル配信に採用されるなど幅広い事業展開を見せてきた。
そんななか、今年11月にリリースした「TIG LIVE」。リアルタイム性が加わった新たな動画テクノロジーの今後に注目したい。
PR TIMES