同サイトは、VRコンテンツのほか、さまざまな楽しみ方ができるウォーキングルートやスポットの解説、電車・市バスのアクセス情報も掲載し、地域の魅力を発信するとともに、現地での便利な回遊をサポートしていく。
バーチャルでもリアルでも楽しめる
サイトにアクセスすると、深草周辺のマップが表示される。マップ上にある「VRアイコン」をクリックすると、その場所のVR映像を見ることが可能。伏見稲荷大社をはじめ、大岩山展望所や伏見桃山城などの観光名所、100年以上の歴史をもつ聖母女学院本館や日蓮宗の古寺・瑞光寺などの歴史的建造物などが見られる。
伏見稲荷の千本鳥居はVR映像でも迫力満点。聖母女学院本館の中央階段は重厚感と気品のある造りが印象的だった。
ウォーキングルートには「歴史探訪コース」「自然探索コース」「大岩山展望所コース」などがあり、各コース上にあるおすすめスポットを紹介している。それぞれ所要時間が異なるためスケジュールや体力に合わせて選ぶのもいいだろう。
公式YouTubeチャンネル、開設予定
京都市は、住民・事業者・来訪者の安心安全を基軸として、地域ぐるみの感染症対策を含む地域の魅力発信に注力している。「伏見深草バーチャルウォーカー」のほか、12月14日より公式YouTubeチャンネル「伏見稲荷チャンネル」を開設予定。
これは、京都市と伏見稲荷大社、地域団体などで構成する「伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり会議」の取り組みの一環で、伏見稲荷周辺に息づく文化・歴史、自然などの本質的な魅力を地域の人々が動画で発信するというものだ。
同会議は今後、伏見稲荷周辺の歴史・文化などに関するオンライン検定試験「稲荷賢者への道(仮称)」を実施予定とのこと。
デジタル技術を活用し、ニューノーマル時代における持続可能なまちづくりに取り組む同市の今後に注目したい。
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