同アプリは、ドイツ・ベルリンで開発され、ヤマハミュージックヨーロッパとのパートナーシップを締結。現在、全世界に500万人を超えるユーザーがいるようだ。
インタラクティブな練習ができる
「flowkey」の大きな特徴は、ユーザーが弾いた音をデバイスのマイクやMIDIキーボードから認識しフィードバックする独自開発の「音認識機能」。これに機械学習技術を応用したことで、ユーザーの弾く音を学習し認識の精度を向上させることに成功した。また、単音はもちろん和音までも正確に認識できるようだ。ユーザーテストでの音符認識精度は95%以上とのこと。正確な音を認識し、フィードバックすることで独学では難しかった「第三者からのフィードバック」が得られるようになるだろう。
もうひとつの特徴は、「初心者」「中級者」「上級者」「プロ」から自分で選んだレベルに合わせた練習ができることだ。レッスンコースでは、「楽譜の読み方」や「コード進行」から「両手演奏」「ペダルの使い方」「即興演奏」などを基礎から段階的に学ぶことが可能となる。
楽曲、1500以上
「flowkey」は、好きな曲で練習ができるというのもポイントだろう。クラシックの定番曲やポップス、映画やゲームのテーマソングなどの楽譜を1500以上用意。曲もレベルに応じて選択可能だ。ただし、無料で練習できる曲と練習コンテンツは限られている。例えば「初心者」の場合『アメージング・グレース』や『ジングルベル』『白鳥の湖』など誰もが一度は耳にしたことのあるような曲があった。
すべての曲と練習コンテンツを使いたい場合はプレミアム会員登録が必要だ。サブスクプランは「1ヶ月プラン(2,100円)」「6ヶ月プラン(9,100円)」「1年プラン(12,800円)」の3プラン。
プレミアム会員になると、「J-POP&K-POP」「映画&テレビ」「ロック」「子供向け」などのカテゴリから選曲できたり、「新作」「一番人気」などピックアップされた曲を選択できたりと選曲の幅が一気に広がる。
「上級者」の曲には、米津玄師の『Lemon』や『ゴッドファーザー 愛のテーマ』、ビートルズの『Let It Be』やセリーヌ・ディオンの『My Heart Will Go On』(タイタニックのテーマ)などがあった。
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