太陽光パネルにおける課題を克服
ACSLは、国産の産業用ドローンを開発しており、これまでにもインターネット通信なしでの運用が可能で、外国のサーバーをアクセスする必要がないなど、セキュアで安心なドローンの社会実装を推進してきた。一方で、株式会社WorldLink & Companyは産業向けの様々なドローン関連サービスを展開し、日本におけるAIによる太陽光パネル診断ソリューションのサービス提供を実施。
両社は、ACSLが開発した国産の産業用ドローンと、株式会社WorldLink & CompanyがもつAIによる太陽光パネル診断ソリューションを組み合わせ、太陽光パネル点検における課題を解決するためのサービスを提供していく。
高い安全性や稼働性
同製品は、ACSLが独自に開発した国産のフライトコントローラを搭載した、セキュアで安心なドローン(Mini)を使用。小型の機体で取り回しがしやすく、高低差のある太陽光パネル設置地域でも可搬性に優れているという利点を持つ。さらに、クラウド上にドローンで撮影した可視光線画像や赤外線画像データを蓄積。経年変化を観察できるよう時系列でも取り扱え、広大な施設でも容易に一元管理を可能していたり、AIによる診断が可能な点も大きな特徴だろう。
ACSLは、11月には風力発電機の自律飛行点検が可能な国産ドローンの提供を開始することも発表。同社が実施した実証実験により、従来の望遠レンズ搭載カメラによる地上からの撮影に比べて、ドローンの自律飛行による画像撮影は、大幅に時間を短縮することが可能であるという結果が得られたため、国際ドローン「ACSL-PF」を風力発電機点検仕様として提供していくとしている。
PR TIMES(株式会社WorldLink & Company)
PR TIMES(株式会社自律制御システム研究所)