スイスのスタートアップが開発した「inCharge X」。5つの端子を搭載し、計6通りの使い方であらゆるガジェットの充電シーンに対応する。しかもコンパクトでキーチェーンに取り付けて携帯できる。
あらゆる充電シーンに対応
inCharge Xは両サイドに端子を搭載した短いケーブル。片側はUSBとUSB-C、そして反対の側にはUSBとデュアルを搭載する。デュアルとは、AppleのライトニングとマイクロUSBに対応するものだ。つまりUSBとデュアルで3つの端子に対応する。なのでUSB/USB-C、USB-C/ライトニングなど計6通りの使い方が可能で、これだけあればあらゆる充電シーンで使える。
そしてUSB-C/ USB-Cの使い方では最大100W出力に対応し、ラップトップPCの充電にも使える。加えて、充電だけでなくデータの転送も可能だ。
長いバージョンも
inCharge Xのもう1つの特徴はネオジウム磁石を内蔵し、両サイドの端子部分をくっつけられるようになっていること。磁石はかなり強力で、キーチェーンなどに取り付けて携帯できる。出先で充電しようとして、ケーブルがなくて困った……ということもなくなりそうだ。ちなみにinCharge Xはかなりコンパクトなケーブルだが、全く同じ機能ながら長さが1.5メートルあるinCharge X MAXも用意されている。
いずれも現在クラウドファンディングKickstarterでの出資で入手できる。記事執筆時点の出資額はinCharge Xが14ドル(約1500円)〜、inCharge X MAXは19ドル(約2000円)〜となっている。出資は来年1月11日まで受け付けたのち、すぐに発送が始まる見込みだ。
inCharge X/Kickstarter