このツリーは1000個以上の「水引」で作られ、ツリーを光らせるためのLEDには光の制御システムを実装。伝統工芸品と現代のテクノロジーの融合によりイベントを盛り上げていく。
来館者の位置を把握して光る
「KITTE」の施設コンセプトである「にっぽんらしさと、あたらしさを。」を体現したこのクリスマスツリーは、職人の手によって球型に編まれた水引と、クリエイティブ×テクノロジー専門組織「ウラワザ」が独自開発した光の制御システムにより、光が立体的に動く躍動感が魅力のひとつ。そんな光りの演出のなかで最も斬新なのは、インタラクティブな演出だろう。
床面に設置されたサークルを人が踏むと、ツリーが連動して光る仕掛けがある。これは、会場内の2箇所に設置されたレーザーレンジファインダーにより、来館者の位置情報を把握することで実現した演出だ。
また、16個ある床面のサークルはそれぞれ1.5メートル間隔で配置されており、インタラクティブな光の演出を楽しむと同時に、ソーシャルディスタンスを確保できる設計になっている。
音楽と連動するプログラムも
17:10から21:10まで30分ごとに約5分間行われるイルミネーションプログラムでは、クリスマスツリーと床面のサークル、周囲に設置された4台のサイネージがクリスマスソングに合わせて連動し、光が水平方向・垂直方向などへ動く。『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』や『白い恋人達』、『メリクリ』など有名なクリスマスソングが流れ、曲ごとにさまざまなバリエーションの演出があるとのこと。
なお、12月18日のイルミネーションプログラム19時40分の回では、May J.さんのスペシャルクリスマスライブ映像(雪の華ver)と合わせたプログラムを展開するようだ。
PR TIMES