インタビュー、デモンストレーション、パフォーマンスなど撮影状況に応じて集音のモードを変えられる「B6」だ。周囲360度の集音にも対応する。
5つの集音モード
B6は3つのマイクから構成される。双指向性のマイクを前後に1つずつ搭載し、さらには全指向性のマイク1つを内蔵する。これらのマイクを活用して全部で5つのモードが利用できる。まずマイクの前方向、それから後ろ方向の音をとらえるモード。前方向の場合は講演や通話などカメラに写っている人の声をよく拾う。そして前後の音を同時にとらえるモードもあり、これはインタビューなど双方向の会話などを録音するのにうってつけだ。
ノイキャン機能搭載
加えて、広範囲の音をカットして近いエリアの音だけをとらえるモードと、周囲360度の音を拾うモードもある。360度モードは撮影だけでなく、グループでの会議などの場合にも活躍しそうだ。アクティブノイズキャンセリング機能も搭載するので、賑やかな環境での撮影で騒音を消すこともできる。露出している2つのマイクにはウィンドシールドも搭載されている。
B6はスマホやタブレット端末とケーブルでつないで使用できるほか、カメラのシュー部分に取り付けることも可能。なので、スマホを使ったカジュアルなビデオブログ撮影から、カメラでの演奏、映画などの撮影にまで利用できる。
近年、スマホやカメラのレンズ性能は飛躍的に向上し、4Kなどの高画質撮影も身近なものになってきた。ただ、音声の質に満足していない……。B6はそんな人のためのツールだろう。
現在Kickstarterでの出資額は89ドル(約9300円)〜となっている。申し込みは来年1月9日まで受け付け、目標額に達した場合、同4月に発送される予定だ。
B6/Kickstarter