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来春デビュー! 世界初のバウムクーヘン専用AIオーブン「THEO」誕生!

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日本では結婚式などの引き出物でもよく用いられるバウムクーヘン。樹木の年輪のような形状が特徴の焼き菓子だ。このバウムクーヘンをうまく焼き上げるには特別なオーブンと職人の専門技術が必要だという。

しかし、株式会社ユーハイムとavatarin株式会社が共同開発したバウムクーヘン専用のAIオーブン「THEO(テオ)」を活用すれば、無人で職人並みの仕上がりのバウムクーヘンを焼き上げることが可能になりそうだ。

熟練職人の技を学ぶAI

ユーハイムは、今年の3月に添加物なしの菓子製造を目指す「純正自然宣言」を行った。加工材料から添加物を排除しながら生産性を高めるためには、添加物のなかった頃の職人の技術の復活や継承、新たな職人の育成が必要となるのだが、これには相当な時間や手間がかかる。

そこで、AIに熟練職人の技術を学習させ、無人でも職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げることができるオーブン「THEO」を開発したのだ。

「THEO」は職人が5~10回ほど焼き方を見せれば、職人の生地の焼き具合を各層ごとに画像センサーで解析し、その方法を学習する。ちなみに、5秒で1000℃に達するうえに空気を汚さないパワフルでエコなヒーターも特徴で、1本を30分で焼き上げることができるとのこと。

遠隔操作で変わる!?流通スタイル

「THEO」の開発には、遠隔操作ロボット「アバターロボット」シリーズの開発を行うavatarinが関わっている。avatarinは、遠隔操作ロボット「newme」を活用し、日本橋三越で新感覚の買い物体験イベントを実施したり、都会の真ん中から高尾山の絶景を見られる実証実験に参加したり、ISS「きぼう」の船内から宇宙や地球を眺める体験ができるイベントを開催したりと幅広い領域で遠隔技術を提供してきた。

そして「THEO」も今後、菓子店間の遠隔操作や消費者によるアバターを通じた焼成体験などの実証実験を実施する予定とのこと。こういった取り組みのなかで、従来の流通体系とは違うスタイルの販売ネットワークの形成や職人の技術継承、地位向上など目指していくという。

来春、実店舗に導入

「THEO」は来年3月に名古屋でオープンする、食の未来をテーマにした複合施設「バウムハウス」の入居店舗にて実装予定。これに先立ち、年明けより実証実験を開始する見込みだ。

また、「バウムハウス」で本格稼働したのち、同施設に同居する「フードテックイノベーションセンター」と連携し、他社のフードテック機器との共同開発や実証実験にも参加していくという。

「THEO」には、世界中のどこへでもおいしいお菓子を届けられたり、レシピに著作権を与えて職人のクリエイティビティを活性化させたりと多くの可能性があるようだ。

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