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Marketing 不特定多数の人から資金を集めて、オリジナルデザインのTシャツを製品化できるサービス「Teespring」

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不特定多数の人から資金を集めて、オリジナルデザインのTシャツを製品化できるサービス「Teespring」

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男女問わず日常的に着用するTシャツは、わたしたちにとって身近な存在だ。部活やサークルなどで、オリジナルのTシャツを企画して、チームユニフォームとして着た経験がある人も多いだろう。そんなオリジナルのデザインTシャツを製作しようと思ったときに、“クラウドファンディング”(不特定多数の人から資金を集める行為)で、資金を調達してTシャツの製品化を進められる新サイトが「Teespring」である。

このTeespringはもともと、Walker Williams氏たち設立者が、地元のバーが閉店の危機に陥ったとき、閉店を阻止する資金集めのために企画したTシャツづくりの経験から生まれた事業だという。Teespringを通じて、クレジット決済システムを使い、事前予約をおこなえるようにしたが、“save the bar”(バーを救おう)と印字されたTシャツは、学生の関心を大いに集め、200枚の売り上げ目標をはるかに上回る450枚のTシャツが売れ、2、3時間の間に3000人以上のユニーク人数がサイトを来訪するというデータをたたき出した。

Teespringはその後、2011年8月から本格的な開発改良が進められ、翌年4月末にはベータ版がオープンした。現在、世界中の40カ国から1673のユーザーを抱え、2012年7月からは月10万ドルペースの売り上げを記録している。

また、Teespringの特長として、デジタル印刷でプリントする競合他社に比べ、印刷がきれいで長持ちするクオリティなのも魅力になっている。売り上げの一部をPlan USAに寄進するなど、アクティブに展開している同社では、今後Tシャツに限らず、ドリンクのボトルやパーカーをはじめ、さまざまなプロモーショングッズを取り扱っていくことを視野に入れ、精力的に活動の場を広げている。

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