タイムラプスやHDR写真の撮影に対応し、しかも風船が破裂したり水しぶきが上がったりという瞬間をセンサーが感知して自動でシャッターをきる機能も備え、ワンランク上の写真になること間違いなしだ。
光の変化に対応
FLEXはカメラのホットシュー(ストロボなどを取り付けるカメラ上部にある部分)に設置して使う。ざっくり言うと、カメラをスマホで操作できるようにするものだが、リモコン以上の機能を搭載している。どんな撮影が可能になるかというと、主なものではまずタイムラプス(低速度撮影)。一定の間隔で連続撮影した静止画をつなぎ合わせるものだが、通常のタイムラプスに加え、FLEXは撮影しながら光のコンディションの変化に対応するモードも備える。
撮り逃しなし!
それから、ハイスピード撮影もFLEXが得意とする分野だ。FLEXはセンサーを内蔵していて、そのセンサーが音や動きをキャッチすることでわずかな瞬間を逃さずにシャッターを自動できる。ウェブサイトには水を含んだ風船がはじける瞬間、マカロンが落ちる瞬間などをとらえる様子が紹介されている。そのほか、長時間露出やHDRなど、玄人向けの撮影にも対応する。一眼レフを扱う人は通常の撮影でもシャッタースピードや露出などの設定にもこだわるだろうが、FLEXを使えばスマホのアプリから各種設定ができるようになる。シャッターボタンの操作をカメラを触らずにできるので手振れを防ぐのにも役立つ。
FLEXはキヤノン、ニコン、ソニー、富士フィルムのカメラで使え、対応機種はこちらで確認できる。
カメラでの撮影をグレードアップしたい人の強い味方となるFLEXはこのほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場してすぐに目標額を達成。記事執筆時点の出資額は219ドル(約2万3000円)〜となっている。出資は来年1月7日まで受け付け、発送は同6月の予定だ。
FLEX/Kickstarter