データ利活用を通じた地域経済の活性化を後押し
内閣府地方創生推進室と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する「V-RESAS」は、新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響を、各種データで可視化するWebサイトだ。同感染症の状況把握や、地域再活性化施策の検討・遂行など、データを利活用した活動のサポートを目的としている。Retty株式会社は「V-RESAS」に対し、食領域のビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」における飲食店データを提供してきた。今回は新たに、医療体制の構築に最も使われる「二次医療圏単位」での飲食店データの提供をスタート。このような取り組みを通して、地方公共団体や商工団体の政策立案など、データ利活用を通じた地域経済の活性化を後押しする。
食領域のビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」とは?
2011年6月にサービス提供が始まった「Retty」は、自分にぴったりの飲食店が見つかるグルメサービスとして、幅広い年代のユーザーが利用している。前述のビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」は、その「Retty」に蓄積された膨大なデータを保有。数百万件以上の口コミや1,500万枚以上の画像など、「食」に関するビッグデータの提供によって企業を支援する。Retty株式会社によれば、同社は民間企業に対して支援を行うだけでなく、政府による「EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)」の推進もサポートしていくとのことだ。
PR TIMES
(文・早川あさひ)