「coneco」は今年2月にMakuakeでプロジェクトを実施した際、子どもにスマートフォンを持たせるのはまだ早いが、居場所が分かり連絡が取れるツールを望む保護者を中心に多くの応援購入が成立し、目標金額の382%を達成している。
位置情報を活用した多様な機能
見守り機器において最も重要な機能ともいえる位置情報確認機能。「coneco」は保護者のスマートフォンからデバイスを持っている子どもの位置情報を把握するだけでなく、過去の位置情報履歴も確認できるため、どの道を通っていたのかなども把握可能だ。
また、学校や塾などの特定の場所を登録することで、そこに到着あるいは出発したときに保護者のスマートフォンに通知する「エリア通知」機能や、電車やバスでの通学・習い事がある子どもが乗り物に乗ったときにスマートフォンに通知する「のりもの通知」機能も備わっている。
「coneco」ならではの機能
「coneco」には同社独自の機能も実装。そのひとつがデバイスに搭載されたディスプレイでのメッセージ送受信機能だ。保護者から子どもへは「かえりがおそくなる」「ちょっとまっててね」などのメッセージで、急な予定変更などを伝えることができる。また、子どもから保護者に送るメッセージは定型文になっており、デバイスの選択ボタン上・下と決定ボタンの操作だけでメッセージを送信することが可能。
なお、定型文は生活環境に合わせて任意の文章を事前に10件まで設定できるため、よく使うと思われる文章を設定しておくといいだろう。
そのほか、非発火型バッテリーを採用したことやIPX3相当の生活防水を施したことによる安全性・耐久性、最新の通信規格であるLTE-Mと低消費電力の電子ぺーパーディスプレイを採用し、端末が動いていない間はスリープ状態に自動で移行するなど充電の手間を省いた設計も同社独自のものだ。
同社はスマートフォンで操作できる360度ドライブレコーダーの開発などドライバー向けのスマートフォンアプリを手がけてきた。今回の「coneco」は、子供を持つ親の不安にフォーカスした同社の新たな試みといえるだろう。
PR TIMES