「神戸ファン」の創出・増加を図る
今回の共同研究の期間は、来年4月末までとなっている。不特定多数に向けた一方的な広報ではなく、神戸市公式アカウントによる会話型コミュニケーションを展開。これにより、同市に対する親近感の醸成を目指すという。その上で、市への観光・移住を考える人やファンの増加、コミュニティの創出などを図っていく。電通は「DOMINO TALK」を利用し、神戸市公式Twitter・Instagramアカウントの運用を担当。「DOMINO TALK」は株式会社ドミノトークのソリューションで、適切なターゲットコミュニティを見つけてアプローチし、良質なコミュニティの創出・形成に寄与するものとなっている。
ちなみに、公式Twitterアカウント(@tsubuya_kobe)の運用はすでにスタートしている。アカウント名は「つぶやこうべ」で、架空の喫茶店という設定がユニークだ。観光スポットやグルメなどの情報がツイートされているため、興味を持った方はぜひチェックしていただきたい。
喫茶「つぶやこうべ」へようこそ☕
私はここの店長で、皆からは「マスター」って呼ばれています😊
お客さんは来るかって?時々人間以外の方もいらっしゃいますよ… 🤫#神戸ポートタワー のポットで入れる自慢のコーヒーを飲みながら、#神戸 について語りませんか?#兵庫 #グルメ #観光 #移住 #子育て
— つぶやこうべ (@tsubuya_kobe) November 24, 2020
時代の変化もふまえた共同研究
新型コロナウイルスの影響などにより、最近ではSNSを通じたコミュニケーションが活発化している。Techableでは先日、アップアニー社による「Z世代のモバイル利用動向レポート」を紹介した。同レポートによれば、新型コロナウイルスの影響が特に大きかった今春は、Z世代に限らず他の世代でもSNSの利用時間が増加していたようだ。今回の共同研究は、そのような時代の変化もふまえて実施。ユニークな取り組みの今後に注目したい。
PR TIMES
(文・早川あさひ)