複数社が携わったVisaタッチ決済導入
京都丹後鉄道は今年2月に、MaaSアプリ「WILLER」によるQRコードのキャッシュレス決済を導入していた。今回は、さらなる利便性向上を目指してVisaタッチ決済の導入が実現。使用可能なカードは、Visaタッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカードなどだ。乗客は、駅構内や車内の読取端末へカードをかざすことで運賃の決済を行えるため、券売機での切符購入が不要となる。なお、利用履歴はQUADRAC株式会社のWebサイト「Q-move」にて確認できる。
今回のVisaタッチ決済導入にあたっては、QUADRAC株式会社以外にも複数社が協力。三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)による導入支援や、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(以下、Visa社)によるソリューション提供などがあったようだ。
Visaタッチ決済の普及を目指す三井住友カードとVisa
三井住友カードとVisa社は、スピーディーな決済を実現する手段として、国内におけるVisaタッチ決済の普及を推進している。今年7月には、茨城交通株式会社が運行する高速バスにVisaタッチ決済が導入されていた。海外では、500以上の都市の公共交通機関でVisaタッチ決済導入プロジェクトが進行中とのこと。日本国内における今後の導入拡大にも期待したい。
PR TIMES(WILLER株式会社)
PR TIMES(ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社)
三井住友カード株式会社
(文・早川あさひ)