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パナソニックの「星空に優しい照明」、「星空保護区」を目指す2つの街へ導入

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パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、今年1月、国内で初めて国際ダークスカイ協会(IDA)が認証する「星空に優しい照明(光害対策型防犯灯)」の開発に成功。

そして現在、IDAが認定する「星空保護区」を目指す岡山県井原市美星町と福井県大野市への導入を進めているところだ。

「星空保護区」認定に必要な照明

同照明の開発は、岡山県井原市からの協力依頼に端を発している。

そもそも美星町は、1989年に国内初となる「光害防止条例」を制定したり、一般公開している天文台では中国地方最大規模の反射望遠鏡を備えた「美星天文台」をオープンしたりと「星」を中心とした取り組みを実施してきた。

そんななか、「星空の世界遺産」とも称されるIDAの「星空保護区」への認定を目指そうという動きが活性化。そのためには、認定基準を満たす屋外型照明器具が必要だったことから、パナソニックに協力を依頼したという流れだ。

美星町、今後の展望

この認定基準を満たす照明こそがIDAが認証する「星空に優しい照明」。

眩しさを最小限に抑えるとともに、星空を見えにくくする上方への光の漏れが一切ないこと(上方光束率0%)、青色光が少ない電球色となる3000K(ケルビン)以下の色温度であることが認証の条件となる。

現在すでに美星町への「星空に優しい照明」合計440台の納品が完了。年内を目途に防犯灯の取り換え工事を進め、今年度中の「星空保護区」申請、来年度中の認定を目指す。

ちなみに、「星空保護区」には「ダークスカイ・コミュニティ」「ダークスカイ・パーク」「ダークスカイ・リザーブ」「ダークスカイ・サンクチュアリ」「アーバン・ナイトスカイプレイス」「ダークスカイ・デベロップメント」という6つの部門があり、美星町は「ダークスカイ・コミュニティ」の認定を目指している。

大野市の計画

「星空保護区」のうち、「アーバン・ナイトスカイプレイス」の認定を目指しているのが福井県大野市南六呂師地区。同市は今月、「星空に優しい照明」を試験設置し、上空への光漏れがないことなどを確認した。

今後、周辺住民の意見なども踏まえ、本格導入を検討していくとのこと。なお、2021年度~2022年度にかけて同地区の光害対策を行い、2023年度に「星空保護区」の認定を目指す構えだ。

なお、美星町の「ダークスカイ・コミュニティ」認定と南六呂師地区の「アーバン・ナイトスカイプレイス」認定が実現すれば、アジア初の認定となる可能性があるという。

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