同イベント会場に設置される直径約20メートルのドーム型オブジェ「CROSS DOME(クロス ドーム)」には、ヤマハ株式会社の立体音響技術が活用されている。
光と音が交差するアート
同イベントの常設プログラムである「NIGHT WALKING」は、メイン会場の新港中央広場にて展開。この広場に設置された「CROSS DOME」は、ドームの骨格と地面の光、そして音が連動する巨大な体験型アートだ。
来場者がドームに出入りしたり、広場の木立の近くを通り過ぎたりするとセンサーが反応し、広場の光の色が変化。ドーム周辺を行き交う人々の動きが光になって交差すると同時に、ヤマハの立体音響技術が演出する音楽が流れる仕組みとなっている。
流れる音楽は、サウンドクリエイターが制作した音源をヤマハの音響実験室で調整したもの。それをドーム内で自由自在に配置・移動させることで、躍動感のある音源再生を可能とした。また、同社独自の3Dリバーブで立体的な響きを付加し、没入感の高い空間を創り上げている。
魅力的な企画が目白押し
新港中央広場と周辺エリアを会場とする同イベントでは、「CROSS DOME」のほかにも、魅力的な光と音のアートを展開。新港中央広場と周辺20施設が連動する夜間の特別プログラム「NIGHT VIEWING」もそのひとつ。1日6回各5分間、広範囲にわたるダイナミックな光と音の演出が鑑賞できる。
そして、横浜都心臨海部約10ヶ所に設置されるヨルノヨ「PORTAL(ポータル)」は、センサーによって音と光の演出が体験できるオブジェだ。公式ウェブサイトの「PORTALマップ」では、来場者が「PORTAL」を通った痕跡を確認することが可能。
また、プロジェクションマッピングのアートプロジェクトを手がける集団「MAPP_」による「ヨルノヨ×SAMPO_MAPP」も実施。これは、「MAPP_」のメンバーがプロジェクター付き自転車で横浜の街中に投影するアート作品を、街歩きをしながら鑑賞できるという企画だ(金・土曜日限定で、事前予約制)。
光と音が創り上げる非日常的な演出は、横浜みなとみらいの違った一面を照らし出すかもしれない。
PR TIMES