コロナ下でも楽しめるバーチャルツアー
科学技術館の展示は、「見て」、「触れて」、「試す」 ことで楽しみながら理解できる体験型展示を主体としてるが、新型コロナウイルス感染症対策により、現段階では一部の展示で休止や体験の制限をしている状況が続いている。そんな背景を受け、株式会社ビー・シー・シーが手掛けるサービスを利用し、映像技術の試行の場とするとともに、コロナ禍における来館者対応のひとつとして、事前バーチャル見学ツアーを制作に至ったという。同ツアーは、自宅や学校に居ながらにして科学館内を360°画像や映像を通してバーチャル見学や事前学習ができるもので、株式会社ビー・シー・シーが手掛けるサービスを利用している。
体験型のコンテンツや映像を用意
今回は、科学技術館を撮影技術の試行の場としても活用してコンテンツを制作し、一部の展示についてプレオープン。バーチャル見学では、5階D室「メカ」のウォークスルーを体験できたり、5階I室「ワークス」でっかいしゃぼん玉、4階B室「シンラドーム」の映像を楽しむことができる。また、東京国立博物館も、アニメーション映画「時をかける少女」の展覧会を再現した特別展「アノニマス ―逸名の名画―」を12月19日からオンラインで公開することを発表。東京国立博物館の一部を「バーチャルトーハク」としてバーチャルSNS「cluster」のバーチャル空間内にCGで再現し、その空間内に「時をかける少女」の劇中シーンのために企画された、現実では実現できない特別展「アノニマス ―逸名の名画―」を出現させるという取り組みだ。
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