MRアトラクションは、「ISLAND MIRRORGE(アイランド・ミラージュ)」と題されたダークファンタジーで佐渡金山の坑道内で体験できるもの。その世界観を自宅でも楽しめるのがVRコンテンツ「ISLAND MIRRORGE VR」だ。
なお、コンテンツの開発にあたりクラウドファンディングサイトREADY FORにて資金の一部を募集中。
さまざまなXRコンテンツを制作
同社は、ロケーションベースのMRコンテンツ制作や魔法じかけのテーマパーク「ティフォニウム」を展開中。次世代ホラーアトラクション「Magic-Reality: Corridor」や、米国のワーナー・ブラザース監修のもと開発された『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』とのコラボレーションVRコンテンツ「IT/イット カーニバル」などインパクトの強い作品が多い。
ディズニーアクセラレータにおいてアジアで唯一の採択企業となり米ディズニーより出資を受けた実績や、2019年にTBSより大型出資を受けた実績を持つ企業だ。世界規模で注目を集める同社が手がける新作となると、期待値も注目度も高くなるだろう。
どんなアトラクション?
では、開発がはじまったMRアトラクションとVRコンテンツについて紹介していく。舞台となる「佐渡金山」は、1601年に開山し江戸幕府の財政を支え、明治以降も日本最大の金銀山として最盛期には約1500kgの金と約25tの銀を生産。1989年に400年におよぶ歴史に幕を下ろした。
この「佐渡金山」の坑道内を歩きながら体験できるのがMRアトラクション「ISLAND MIRRORGE」。体験者は、KDDIとNreal社が共同開発したMRグラス「NrealLight」を装着し坑道内を進んでいく。歴史遺産と仮想世界が交錯する空間にプロジェクションマッピングなどの技術も組み合わせた新しい体験が待っているという。
一方、VRコンテンツ「ISLAND MIRRORGE VR」では、自宅にいながら3DCGで再現された佐渡金山を舞台とする「ISLAND MIRRORGE」の世界観を楽しめる。
なお、MRアトラクションもVRコンテンツもダークファンタジー作品ではあるが、MRとVRでの結末は違うとか……。
2010年よりユネスコ世界遺産暫定リストに加わった「佐渡金山」で展開される次世代のアトラクションに注目したい。
PR TIMES