このたび、三菱地所株式会社と連携し、三菱地所のレジデンスクラブ会員を対象に、家から職場・買い物先などをドアツードアで結ぶオンデマンド型シャトルの相乗りサービスの実証実験を開始。
実証実験後にニーズや効果の検証を行い、事業化を目指すようだ。
実験期間中は無料!
同実験の対象エリアは中央区・江東区と目黒区・世田谷区・渋谷区の2エリア。該当区内に住んでいる三菱地所のレジデンスクラブ会員(ロイヤル・プレミアム)を対象に、各エリア先着約500名に対しサービスを提供する。2020年11月16日~2021年2月15日まで(12月26日~2021年1月8日を除く)の期間内、対象者は何度でも利用可能とのこと。
利用するには、前日15時までにオンラインでの希望の発着地点(エリア内)などの事前予約が必要。当日、オンデマンド型シャトルを相乗りで利用できるという流れだ。
NearMe独自のAIによるルーティングで、複数の利用者の発着点から計算された最適なルートを走行し、無駄なく快適な移動体験を提供していく。
利用後、アンケートに答えてもらうなど利用者の声を受け、事業化を目指しサービス開発を進めていくとのことだ。
両社の思いがマッチ
NearMeについては、Techable(テッカブル)でもたびたび取り上げてきた。例えば、「シティシャトル」や「エアポートシャトル」「ゴルフシャトル」などを提供してきたサービス「スマートシャトル」は、幅広い利用者をターゲットとしたサービスだ。なかでも、「エアポートシャトル」は2020年10月に対象エリアを拡大したばかり。また、新型コロナウイルス感染拡大を受けて通勤用の少人数制シャトル「nearMe.Commute」を2020年6月より運用している。
MaaSスタートアップとしてニューノーマル時代にマッチしたサービス展開をみせるNearMeと、入居者の満足度やエリアの価値向上を図るべくサービスの拡大を目指す三菱地所の思いが重なり、今回の実証実験に至ったとのことだ。
ちなみに、Techableでは以前、NearMe代表の髙原氏にインタビューを実施し、これからの移動手段について話を聞いているので興味のあるかたはぜひ読んでみてほしい。
PR TIMES