新型コロナウイルスの影響で対面式の講義や海外留学が困難となるなか、ニューノーマル時代の新たな英語学習法として期待できそうだ。
カフェや機内をVRで再現!
「VGG」は、東京都江東区の体験型英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)」をVR化した体験型英語学習サービス。PCやスマートフォン、ヘッドマウントディスプレイなどのデバイスで利用可能だ。同サービスにより、自宅やオフィスなどにいながら、海外のカフェや食料品店、飛行機機内などさまざまなVRシチュエーションでの学習が可能となる。
利用者はアバターとなり各シチュエーションに参加。そこにリアルな英語講師が登場し、バーチャルとリアルが融合した空間で双方向のコミュニケーションを通じて実践的な英語活動と異文化体験を実現するという。
1コースの内容は1回25分×2回で、料金は1グループあたり32,000円(税抜)から。
1回目のレッスンでは、VR空間での操作方法に慣れることを目的とした自己紹介や簡単なゲームなどを行うようだ。2回目のレッスンでは、VRシチュエーションでの実践的なコミュニケーションが実施されるとのこと。
宇宙や深海なども加わる予定
同サービスは、TGGと学研プラスの体験型英語学習施設の運営や学習参考書などの出版で培った経験・知見と、GSEのVR技術を使った教育・研修サービス提供の経験・知見をかけ合わせ開発された。利用対象者は児童・生徒から大学・専門学校の学生、企業の研修部署、一般の英語学習者までと幅広く、誰もがどこからでもVRを活用した新しい体験をしながら学ぶことができるサービスを目指すようだ。
今後は、留学先のキャンパスや宇宙空間、深海などVRならではのシチュエーションもくわえ、レッスン内容をアップデートしていく見込み。また、教育機関や企業のみならず個人向けサービスとしても提供していきたいとしている。
先日Techable(テッカブル)でも取り上げたVR留学の「Immerse」もそうだが、英語学習や海外留学はVR空間で完結する時代がやってくるのかもしれない。
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