タブレットやデジタルサイネージよりもはるかに低電力で、使い手の創造性を刺激する魅力も詰まっている。
描くのも消すのも全自動
Jotoの仕組みはいたってシンプル。スマホやタブレットの専用アプリからイラストを転送すると、Jotoのからくりアームが作動し、ピクセルデータがペンとインクでホワイトボード上に再現される。タブレットで描いた任意の絵や、タイプした文字、公開されている他者の作品まで、Jotoに描けないものはない。日々の予定を表示するのはもちろん、お気に入りのイラストを日替わりで表示したり、連絡事項をメンバー間で共有したり、アイデア次第で様々な使い方ができる。
Jotoに描かせたイラストの上から手で直接描き加えることも可能。オシャレな額縁をJotoで描いて、その中にメモ書きを加える...といったこともできるわけだ。当然描くだけでなく、ホワイトボードのクリーニングまでアプリ上から全自動で行える。
さまざまなアプリと連携
これらの多くは、Jotoに限らず多くのデジタルデバイスが得意とするものだ。しかし、どこかアナログチックなJotoがもたらす柔軟性や独特のぬくもりは、他にない魅力といえるだろう。Jotoはさらに、Google、Twitter、Spotify、Slackなど主要アプリとの連携を予定しているという。Googleカレンダーの予定を日ごとに表示したり、Slackの新着メッセージを書き出せたりしたら面白そうだ。
Jotoは現在クラウドファンディングサイト「Kibidango」でプロジェクトを公開中で、180万円の目標金額達成で日本への正規輸入が決まる。プロジェクトの終了時期は12月下旬で、目標額を達成すれば来年5月中旬に発送が始まる予定となっている。
PR TIMES
(文・九条ハル)