そこで株式会社シナスタジアは、XRを活用した観光バスツアー構築のための技術検証を実施した成果や「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」上でのVR・ARコンテンツの実証実験を今後の展望として発表し、「優秀賞」を獲得した。
このたび京急電鉄とサムライインキュベートは、株式会社シナスタジアとともに、世界初の「XR観光バスツアー」の実現を目指し始動。
神奈川県の「新型コロナに係るイノベーション創出推進委託」の一環で開発が進む「XR観光バスツアー@横浜」で提供するXRコンテンツの企画原案の募集を開始した。
2つのルートでXR観光
「XR観光バスツアー@横浜」は、横浜・みなとみらいエリア全体のアミューズメント化を目指し、VRゴーグルを装着しながらエリア内の観光地を「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」の運行ルートに準じて巡るというツアーだ。運行予定ルートは「パノラマコース(往復コース)」と「きらめきコース(周遊コース)」の2種類。
「パノラマコース」は横浜駅⇒みなとみらい・山下公園・横浜ベイブリッジ ⇒横浜駅というルートで約80分、「きらめきコース」は横浜駅⇒みなとみらい⇒横浜ベイブリッジ⇒工場夜景⇒横浜駅というルートで約60分の運行予定だ。
「リアル×バーチャル×横浜」
今回は、「XR観光バスツアー@横浜」のどちらかのコースを選択し、そのコース上で体験できるXRコンテンツのストーリーを募集中。例えば、XR技術で過去の建築物を映像化し横浜の歴史を学べる「スタディツアー」や横浜に消えた魔法使いの謎を解き明かしていく「ミステリーツアー」など、リアルとバーチャル、そして横浜にまつわる魅力的なストーリーが求められている。
2020年11月9日~12月13日の期間でアイデアを募集し、12月中旬~下旬に審査を行い「最優秀賞」1点と「優秀賞」2点を決定するとのこと。
「最優秀賞」受賞者には賞金10万円、「優秀賞」受賞者には賞金5万円が贈られ、ともに副賞として試乗体験会へ招待される。なお、「最優秀賞」のアイデアをもとに制作されたXRコンテンツは2021年春に「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」で実際に公開される予定だ。
PR TIMES