「Augment」というアプリもビジネスの場面で力を発揮するiPadアプリなのだが、簡単にいうと、3Dのデータを用いることで商材を極限までリアルに見せることができるサービスだ。
例えば家具を購入する前に、実物大で部屋に設置した場合の様子をリアルに再現するなんてことも簡単にできるし、商品パッケージのデータができた段階で、他の商品と一緒に陳列した様子を再現し検証する、なんてことも可能だ。
使い方はシンプルで、前もってiPad用のアプリをインストールしておき、見せたい商材の3Dのデータをアップロードしておく。後は設置したい場所に向けてiPadをかざせば、あたかもそこに実物が存在するかのようなリアルな状況を見せることができるのだ。
また、認識装置となるトラッカーを印刷してかざすこともでき、その場合にはより正確な大きさや細かい部分まで再現できるようになっている。営業やプロダクトのデザインの際には、非常に強力なツールとなるだろう。
フランス発のサービスながら、国外での利用者も多く資金調達もすませ今後はどんどん海外展開もしていくという「Augment」。有形のプロダクトを扱うような営業マンやマーケター、デザイナーの人は是非チェックしてみてはいかがだろうか。
Augment