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文化財などを高精度で3Dデジタル化、オンライン提供する「Digi:reBUILD」開始

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「3DデジタルDX」を推進し、ビジネス・文化活動のデジタルシフトをサポートする株式会社StockGraphy。デジタルシステムとの親和性が高い「Online3D Engine」を活用し、世界のトップクリエイターとの連携などにより突出した品質の3D体験を提供してきた。

そんな同社がこのたび提供を開始するのが、貴重な美術品や文化財などを高精度で3Dデジタル化し、オンラインで提供する「Digi:reBUILD(ディジ・リビルド)」だ。

同サービスにより、経年劣化や修復による変化が避けられない作品の「今」をデジタルデータで保存し、誰もがオンラインで体験可能なデジタル資産として遺すことが可能となる。

デジタルだからできる鑑賞方法に注目

同社は、文化と歴史を未来へ紡ぐべく造形物の高精度3Dデジタル化に特化した技術開発を進めてきた。そのなかで開発されたのが「Digi:reBUILD」。

同サービスを活用してデジタルデータ化された作品は、当然ながら劣化することはない。

細密な表面情報を3Dデータとして再現するために既存の3Dデジタル化技術を再構築し、高精細化にむけて三次元化と二次元化を繰り返すという独自手法を用いることが高品質の秘訣だという。

デジタルデータならではの鑑賞方法として、回転や拡大、色要素だけを非表示にすることも可能。これにより、実物を見るだけではわかりづらい凹凸や光沢質感などが見て取れるようだ。

ちなみに、色要素のほか凹凸や光沢質感、金属質感も非表示にできる。

作品を実寸大でAR表示

このように、高精度に再現された作品をスマートフォンやPCなどからオンラインで体験できるのが大きなポイントだろう。特別なアプリを必要とせず、Webリンクをクリックするだけで体験できるとのこと。

普段、手に取ることが難しい貴重な作品の細部を拡大して見たり、回転させて作品の底面などを見たりと手軽に芸術鑑賞ができそうだ。

また、スマートフォンの画面を通して実際の空間に3Dデータを出現させるAR機能もWebリンクからのクリックひとつで体験可能。

ロダンの「考える人」やミケランジェロの「ダビデ像」などを実寸サイズで自分の部屋に出現させることもできるかもしれない。

作品の変わらない姿を後世に伝える同サービスは、これまで美術館などに足が向かなかった人に対しても作品鑑賞の魅力を伝えるひとつの手段となりそうだ。

さらに、密を避けることが推奨されるニューノーマル時代において、美術館などでの感染拡大予防にも貢献するだろう。

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