紙に書いたものがリアルタイムにデータ化されてスマホアプリに送られるというもので、筆跡や筆圧も忠実に反映される。
市販の紙でもデジタル化
RoWriteは手帳のようなデザインで、カバーをあけると紙がある。電源をオンにして専用のタッチペンを使って紙に書き込むと、その内容がBluetoothでRoWriteとつなげたスマホのアプリに送られる。紙は市販されているものでも利用でき、まるで魔法のような体験となるが、実はこのテクノロジーの鍵は紙の下に敷かれたパッドにある。パッドはフレキシブルセンサーを内蔵し、ペンの圧力を感知する。
ひと口にペンの圧力といっても書き方などによって筆跡の太さや筆圧は異なるが、その微妙な違いをセンサーは感じ取って紙に書いたものをそのまま忠実にデジタル化できる。
手書き文字をテキスト化
また、アプリを使って万年筆、鉛筆、書道用筆など筆のタイプ、それから色も選ぶことができ、絵を描くのにも使える。描いたものはJPEG、PNG、PDFなどのフォーマットで出力可能だ。加えて、アプリで手書きの文字(漢字、数字、アルファベットなど)を識別してワンクリックでテキスト化できるのも便利だろう。RoWriteで会議のメモを取り、その内容をテキスト化してデータ保存する、という使い方ができる。
RoWriteの重さは387グラム、ペンは22.4グラムと軽量。カバンに入れておいておいても邪魔にならなさそうだ。手書きが好きという人は要チェックのRoWriteは現在Makuakeで1万1840円(税込)〜となっている。申し込みは11月20日まで受け付け、年内の配達を予定している。
RoWrite/Makuake